・・・苦境だから苦労するわけではない。
伏見さんの苦労を整理してみると、複数のぐるぐる思考が絡んでいて、事態を複雑化させていることが明らかになった。
ぐるぐる思考の背景にはぐるぐる思考があり、「自分が悪い」ゆえに「休めない」、そして「自分が悪いのに、仕事をためることなどできない」との思いが働いていたのです。
確かに伏見さんの置かれた状況は苦しいものだったが、その苦しさがぐるぐる思考のために実態以上に増幅されている可能性があるのです。
ではなぜぐるぐる思考は事態を複雑化させ、苦境を増幅させてしまうのか。
それにはまず「苦境」と「苦労」の関係について説明する必要があります。